熊野古道〜小辺路編〜4日目最終日
2026年 7月4日(土)
⚪︎天候 曇りのち雨
⚪︎出発 08:00
⚪︎熊野本宮大社到着 15:30
⚪︎行動時間 7h30m(休憩含む)
⚪︎累積歩行距離 69316m 約70km
⚪︎累積標高差上げ 6731m
⚪︎累積標高差下げ 7386m
⚪︎累積消費カロリー 8660kcal
⚪︎出費 宿代9350円(朝食有り)
賽銭50円
木札1000円
バス1500円くらい?
スーパー673円
最終日、朝7時に朝食。起きた時膝の痛みが無くなっていたので少し安心する。

朝もご飯お茶碗3杯分食べる。
宿飯で毎日しっかりお米を食べていたから今回は一度もシャリバテになっていない。
0800宿を出発。
そいや太陽の湯だけは客が自分以外にも夫婦が一組泊まっていた。出発の時少し話をした。千葉から観光で来てるらしい。昨日熊野本宮大社に行ったという。
高野山から歩いていると話したらびっくりしていた。

今日は最後の峠越えである。
果無峠へ、いざ。
1時間ほど登ると果無集落がある。
民家の庭の池に1メートルくらいの錦鯉が泳いでいる。
一昨日、農家民宿山本の主人が「果無集落にはもっと大きいのがいる」と教えてくれていたが、どうやらこれのことだ笑
山の上なのに田んぼがある。
世界遺産の碑。
とても綺麗な場所だった。
記念撮影。
「辺路」とは、辺鄙(へんぴ)なところという意味らしく、「遍路」と同義らしい。
水田の跡地だと言う。テント泊するには良さそう。ベンチがあったので5分ほど休憩。
1030、果無観音堂。テント泊3日目に推奨されているところ。
小屋はあるけど鍵が締まっている。20分くらい休憩した。この辺りで雨が降り出す。
ひたすら登り続ける・・・
1120、果無峠に着く。
特に何もないので進むことにする。
これから1000m以上下山しなくてはいけない・・・
いよいよ最終ステージだ。いけるっっ!

霧が深い。
それからの下山がきつかった。割と勾配のあるところもあって膝への負担がとても大きい。
たまに緩やかなところもあるが基本的にはとにかく下りる。休みやすいポイントもあまりないような気がする。
ポールも使ってかなりゆっくり降りているので尚更気持ちにも焦りが出てくる。しかし淡々と降りていくしかない。
下山に集中。道中には観音像が数多くあるんだけど写真撮っている余裕がなかった。4日間の中で一番しんどい時間が流れた。
結局、小辺路歩きの人には会うことはなくずっとぼっち笑
流石に集中力が切れ、登山道の真ん中にちょうど良い岩があったので、ここでお昼とする。
1215。峠から1時間も経っていなかった。

おにぎり美味しい。

休憩を挟み30分くらいコースタイムから遅れる。
また下りて行く。
途中視界が開ける。
正面の丘の裏に本宮大社があるのかな?

そして1400、やっと登山口まで下りてきた!
きつかった〜膝がぶっ壊れるかと思った。

ここから車道を歩く。
道の駅がある、時間に余裕があれば寄りたかった。通過する。
熊野本宮大社まであと2.1km!
1445、三元茶屋跡。
ここで小辺路は終了。中辺路と合流する。
三元茶屋は中辺路から小辺路への分岐点である。
歩きやすい道だ。
見晴台があるので寄る。
遠くに大斎原の大鳥居が見える!

なんか熊野古道ぽい笑
あと400m!!
そして・・・
1530、めでたくゴール!
世界遺産 熊野本宮大社へようこそ!

境内に入ると観光客が沢山いて、自分だけレイン着てザック背負っていて急になんか恥ずかしくなる・・・
さっきまでずっと1人だったのに笑
軒先のベンチでカッパを脱いで少し休憩。自販機でジュースを買い一気飲みする。休んでいるとトレッキングの姿の人も結構境内に入ってくる。
・・・なぜ??
みんな中辺路を歩いているそうだ。外国人も多い。うーん、小辺路人気無さすぎ笑。
落ち着いたところでこの時の為に持ってきていた傘を差し参拝をする。観光客に同化するため笑。
参拝を終えて大斎原へ。「おおゆのはら」と読む。
ちょうど稲の時期で景色も最高。
ここで、付近の婦人に写真撮ってくれと頼まれる。
トレッキングの格好をしていたのでどこを歩いていたのか聞いてみた。
中辺路に短距離の観光コースがあるらしく、ホームステイに来てる女の子と一緒に歩いてきたそうだ。
小辺路を歩いてきたと話したらめっちゃびっくりしていた。
「すごいすごい」とめっちゃ褒めてくれて、握手までしてくれた笑
「そんなふうに見えなーい!!」と笑
婦人の旦那さんも数年前に小辺路を歩いたらしい。
小辺路は踏破したけど特に何もないから、婦人のお言葉は嬉しかった。ありがたい。
そして自分も写真撮ってもらった。
新宮行きのバスが1735で、それまで時間があったので閉館ギリギリであるが観光案内所兼資料館的な建物があったので入ってみた。
ジオラマで熊野古道を俯瞰できる。
案内所の方が声を掛けてくれたので少し話をした。
小辺路や中辺路のパンフレットを記念にもらった。
ここでも「おめでとうございます」と祝福される笑
お世辞でも嬉しい。
だってきつかったもん小辺路。
宿泊まりだから楽勝でしょと1日目まで思ってたけど、全然そんなことない。
めっちゃきついです。

バスが来るまで余った行動食を食べる。
1830、新宮市のビジホに到着。
次の日は熊野速玉大社と熊野那智大社を普通に観光をして回った。日曜なのでそれなりに人がいた。
紀伊勝浦で夕飯にマグロ丼を食べてもう一泊。月曜の朝、リムジンバスで南紀白浜空港へ、羽田へ飛んだ。
13時頃、無事に自宅へ到着。
道中、いろいろなことを考えていた。答えはもちろん小辺路にはない。
でも考える余地があるというのもまた贅沢なことである。
ああ、自分はとても恵まれている。
とりあえず小辺路は歩けて満足した。
これからどこへ飛んでいこう。(ポエマーになれそう笑)
熊野古道〜小辺路編〜3日目
2026年 7月3日(金)
⚪︎天候 晴れ
⚪︎出発 08:00
⚪︎宿到着 16:10
⚪︎行動時間 8h10m(休憩含む)
⚪︎歩行距離 20kmくらい?
⚪︎標高差上げ 記録忘れ 1150mくらい?
⚪︎標高差下げ 記録忘れ 1400mくらい?
⚪︎消費カロリー 記録忘れ
⚪︎出費 宿代13100円(夕朝食弁当有り)
自販機360円
朝食は0630。朝もご馳走だった。

主人と宿帳の写真を撮って、登山口まで送ってもらう。
三浦の湧き水。

今日は三浦峠を越えて十津川まで行く。
0800アタック開始。
登り始めて直後、左膝が痛む。やっぱ無理かも・・・?
朝はそこまで痛まず、平地歩く分には問題ないのだが・・・
サポータを取り付け、持参したロキソニンを飲んだ。
超ゆっくり登って行くことにする。
歩き始めてしばらくすると薬が効いてきたのか痛みがなくなってきた。このまま慎重に前進しよう。
立派な老杉がある。
吉村家跡

老杉はいくつかあって家の周りの防風林の役割を果たしていたそうだ。
墓石もあった。
「山道はむりをしない・五百瀬小学校」
・・・・はい、すみません!今自分無理をしているかも・・・

湧き水、ここのは直飲みできそうだけどやめておいた。

小辺路を歩いていると、よくホタルが飛んでいるので捕まえてみた。

0950、視界が開ける。
登山口の五百瀬の集落が見える。

折角なので地図とコンパスを使って伯母子岳を確認しよう。
「コンパスを用いたフィールドワーク実践編」である。
多少誤差はあるけれど、赤丸が伯母子岳。
あそこから歩いてきたのか・・・

1015、三浦峠到着!

東屋で30分くらい休憩。
登山靴。
もちろん今日も誰にも会わない。ずっと1人。
トイレがある。テント泊なら2泊目がここになるのかな?
食料調達できないし水も浄水器ないときつそうなのでやはり小辺路歩きは宿の方が良いと思った。

林道と小辺路が三浦峠で交差する。轍の水溜まりの中に・・・

おたまじゃくし沢山いる笑
1045下山開始。
出店跡

石垣がかなり残っている。かつては水田もあったらしい、こんな山奥に。

1225、矢倉観音堂。ここでお昼休憩とする。
卵焼きが美味しい。
今回の旅で唯一雨の降らなかった日だ。(高野山を除く)
熊野古道の良い点として、道中には昔の旅籠だったり茶屋の跡地が沢山あること。
普通の登山とはまた少し違う性質がそこにある。
小辺路は高野山と熊野本宮を結ぶ「参詣の道」であった一方で、純粋にこの土地に住んでいた人達の「生活の道」という側面が強い。
だから基本的には緩い勾配の歩きやすい道が多い、と言われている。たまに急勾配の石畳もあるけれど、僕の肌感ではそれは全体の1割にも満たないのかなというところ。話は若干逸れるけど、江戸時代の五街道というものもかつては沢山の宿場町や茶店があった。今は全部国道として整備されて、かつての宿場町は主要な駅というか街に変わった。ビルとアスファルトに埋れてしまったけれど、かつては確かにそこにその時代を生きた人達の街があったんだよなあと思う。
ちょっぴり寂しはあるけれど、私は新時代を生きたい。変化しつづけていけたらなと思う。
余談であった笑
下り終えて、車道に出る。1310。

ここから十津川まで7km程車道を歩く・・・きつい。
おまけに太陽の日差しで暑い・・・
トイレがある。
車道の側溝に山からの水が溜まっている箇所がある。
野生のイモリがいっぱい笑 どうなってんだ?
無人販売所を発見。
木工の小物が販売されていた。
車道歩きが本当にしんどい。お遍路またしたいとか思っている自分はどうかしていると思う。きついって。
歩き始めて2時間20分。
1530、ホテル昴到着。自販機あるので休憩とする。
ペースはかなり遅い。


炭酸が沁みるように美味い。キンキンに冷えている。
アイスも食べる。
30分くらい休憩した。
本日の宿までもう少し!
温泉が売っていた。
1610、「行者民宿 太陽の湯」到着。

部屋もいい感じ。
温泉は貸切風呂。
そいや左膝は何とか耐えてくれた。温泉にゆっくり浸かると痛みが消える。
夕飯はなんとぼたん鍋。
イノシシのお肉となる。
初めて食べたけど普通に美味い。
さて、明日は小辺路の踏破最終日。
左膝が心配。
明日につづく
熊野古道〜小辺路編〜2日目
2026年 7月2日(木)
⚪︎天候 雨のち晴れ
⚪︎出発 08:00
⚪︎宿到着 16:20
⚪︎行動時間 8h20m(休憩含む)
⚪︎歩行距離 17kmくらい?
⚪︎標高差上げ 1400mくらい? 記録忘れ
⚪︎標高差下げ 1700mくらい? 記録忘れ
⚪︎消費カロリー 記録忘れ
⚪︎出費 宿代9500円(夕朝食弁当有り)
自販機160円
0700朝食

ご飯2、3杯食べた笑
準備して出発、登山口まで送迎してもらう。
バス停のところにカエルがいた。

小辺路の道中、梅雨でずっと雨降ってるからカエルがとても多かった。
今日は伯母子岳を越えて五百瀬(ももせ)集落を目指す。
0800アタック開始。
登り始めて40分くらいで萱小屋へ着く。少し休憩する。

マットとかも置いてある。


外にジュースも販売している。

休んでいたら子供のヘビを発見。後から調べたところヤマカガシだった。毒はマムシより強いらしい。
弱っているのか動きがとても鈍かった。
小辺路は道中の崩れている箇所がとても多い気がする。

苔がとても綺麗。お家で育てたい。
1030伯母子峠の避難小屋へ着く。トイレもある。
中はこんな感じ。
今回は全部宿泊まりにしたけど、この距離なら1日目でここまで来れたよなとか思う。テン泊にしても良かったかもと改めて考えたけど、そうするとかわらび荘の主人にも会えなかったしな・・・(結局後々に宿泊りにしておいて正解だったと思うことになる。)
ちょっと早いけどお昼休憩とする。昨日もかなりコースタイムを巻けていたので1時間くらいゆっくりする。
小辺路、歩いている人いると思ってたけど誰にも会わない、、、
ポリッピー、これ美味い。ちょうど良い塩加減で、大量の汗かいているので塩分補給にもちょうど良い。
1130出発、山頂へ
1150伯母子岳登頂!
小辺路の中では最高峰で標高が1344mだそう。

うーん真っ白。
山頂滞在時間は10分。
早々に下山していく。
しばらく下りたところで1人の外国人とすれちがう。
熊野本宮からスタートして高野山へ向かうらしい。
軽く話して別れた。
正午を過ぎた頃から雨が止んで、天気回復。
木々の間に陽が差し込んで綺麗。

1240、旅籠、上西家跡。
旅籠のことを「たびかご」って読んでいたけど、正解は「はたご」と読む。

石垣が残っている。
切り株から新たな木が育っている。
Youtubeの小辺路歩いている人のとある動画にもこの切り株が映っている。その人は2年前くらいかな?動画より大きく成長している笑
樹齢何百年の大木もかつてはこんな風に若木だったのか。

1320、水ヶ元茶屋跡
少し休憩する。この後から一気に下る事になるが、膝のサポータをつけるか迷う。
下のカッパを着たままだったので少しめんどくさいし調子も良さそうなのでこのまま行くことにする。

石畳みの道となる。熊野古道ぽい。

がしかし、慎重に下りていたけど左膝に違和感を覚える・・・まずいかも、、、
ここで再度休憩。

サポータをつける。

なかなか下りがハードだ。痛みも消えない、、、
1520、登山口まで降りてきた。

ここからは車道歩き。
赤い橋を渡る。
川は濁っている。
トイレがある。
自販機でまた休憩。
炭酸まじで美味い。
日本の自動販売機の文化に感謝しかない。
自動販売機の近くの三浦口のバス停から宿に電話すれば迎えに来てくれるが、2キロしかないので歩くことにする。
五百瀬集落は紀伊半島のちょうど真中にあって本当に山奥の山奥にある。いまは40人くらいしか住んでいないそう。
1620、農家民宿「山本」到着!
部屋はこちら。いい感じ。
夕飯もとても美味しい。
色々干す。服の洗濯は毎日している。
庭に錦鯉と金魚がいる。金魚はお祭りで取ってきたものらしいがめちゃくちゃでかい笑

水車もある。粋だ。
2日目はこんな感じ。
「山本」さんの宿帳に泊まった人の写真が貼ってある。主人や女将さんと一緒に撮ったものである。
泊まった人は全員写真を撮っているらしい。
このノート、めっちゃ良いな。
ざっと見て半分くらいは外国人。熊野古道も外国人からめちゃくちゃ人気らしいが、小辺路よりも中辺路の方が圧倒的に歩く人は多いらしい。
ところで、左膝の外側を痛めてしまったのは悔やまれる。ロキソニンテープを貼って寝た。明日から大丈夫かしら・・・
あと、宿に着いた時にYAMAPのアプリを一時停止はしたのだけど、スクショするのを忘れて今日の活動記録を控え損ねてしまった。
明日につづく。
熊野古道〜小辺路編〜 1日目
2026年 7月1日(水)
⚪︎天候 曇りのち雨
⚪︎出発 06:00
⚪︎宿到着 13:10
⚪︎行動時間 7h(休憩含む)
⚪︎歩行距離 18983m
⚪︎標高差上げ 1687m
⚪︎標高差下げ 1792m
⚪︎消費カロリー 2113kcal
⚪︎出費 宿代10600円(夕朝食弁当有り)
温泉600円
高野山は「ゲストハウスkokuu」にて素泊まり、4500円。初日なので、時間に余裕持たせる為に朝0600に出発。

小辺路歩きではあるが、初手は女人道というルートを通る。というのも、小辺路の起点は金剛峯寺の辺りにあるんだけど、宿が奥の院近くなので少し離れている。宿の主人によると小辺路歩きの人は殆ど金剛峯寺まで車道を歩くというが、アスファルト歩きは疲れるので宿近くの女人道を辿って小辺路へと合流をすることにした。

ここからスタート。
1時間ほどで小辺路と合流する。

割れたカーブミラーと車のスクラップ

めっちゃ古そう。
0820大滝集落の東屋に着く。

ここらで雨が降り始める。
休んでいたら軽トラのおじいちゃんに話しかけられる。
少し話しをしたところ、小辺路のガイドをやっているそうだ。クマも出るから気をつけてと注意される笑

メンチカツロール美味しい。
30分程休憩して出発。
暫く歩くと高野龍神スカイラインに合流。

脱線するが、この国道を始めとするその他道路の開発により往時の小辺路の大部分は姿を消していった…
0950水ケ峯入口、結構雨が降っている。

ところどころ危険ポイントがある。

霧が立ち込めて良い感じ。
1005、水ケ峯通過。
写真だと伝わらないけど、風が霧を山の斜面に沿って押し上げてくる。とても綺麗。
YAMAPにも載ってなかった土砂崩れ危険ポイント。水ケ峯のすぐ後。結構新しいのかもしれない。
基本は林の中を歩いてるけど時折視界が開ける。
1120、2つ目の東屋でお昼休憩とする。

道中、誰にも会わないが、一度だけこの東屋の前を高野山方面に走っていく人を見た。こちらには目もくれず、休む気配無し…
うーん、トレランの格好でも無いし、軽めのザックとポールが一本。小辺路歩きにしては軽装な気もするが、、、奥の院の参拝を今日しようとしてるとしたら、この場所からは時間的にもギリギリなので急いでいるだけかもしれない。
ここで30分くらい休憩した。
今日の宿まではもうすぐ!
小辺路の道中にも、たくさんのお地蔵さんや丁石、道標がある。

たまに車道でて、また山道に戻るを何回か繰り返す。
本日の宿、「かわらび荘」へは車道を歩いた方が近いけど、時間がかなり早い。まだ1230笑
コースタイムより全然早い。
なので、本来の小辺路ルートを歩いて宿まで少し遠回りしていこう。
写真の看板裏左奥へ進む。

あっという間に大股集落へ出る。

バス停のところに自販機とトイレがある。

かわらび荘へはここから車道を歩き15分ほど。
雨が強くなってくる。
1310、かわらび荘着。かなり早いけど普通に入れてくれた。

部屋も良い感じ!
夕飯まで時間あるので、近くの温泉に送迎してくれるという。ありがたい。
貸し出しの自転車とかもあるみたいで、混んでたり晴れてたりしたら自分で漕いでいくのかな?
今日はお客さんは自分だけ。
温泉でまったりする。
かなり早い到着ではあるが、それなりの距離は歩いてるので温泉の中で足をマッサージする。
夕飯はこんな感じ。鴨鍋!とても美味しかった!

アイスもある。

ところで、こちらの「かわらび荘」でとんでもない偶然が起こる。
僕はグレ釣りが好きなんだけど、宿の主人もグレ釣りをするそうで、いろいろ話しをする。
すると主人が
「じゃあたぶん前に話したことあると思う…」
「え?」
・・・かれこれ2年半前に高知県沖の島と鵜来島へ釣りに行った際、渡船屋の駐車場でたまたま隣に停めてたお客さんと釣り終わりに少し話しをしたことがあった。
なんと、主人がその人であった。
そんなことある???
いやあ驚いた。お互い驚いた。
主人の顔は僕は全く記憶には無かったけど、当時僕が東京から釣りに来てるということで珍しかったのでそれで覚えていてくれたらしい…
こんなことあるんだ笑
「旅先で偶然出会った人に、違う旅先で偶然再会する。」
意外とバックパッカーの世界ではあるあるだったりするのかもしれない笑
というわけでグレ釣りの話でかなり盛り上がった笑
そして、夜になるとホタルが見れるということなので、20時頃主人と女将さんが車で連れて行ってくれた。ありがたい。
ところでホタルって何回か見たことあるけど「あ、飛んでる!いたいた!」みたいな感じで、せいぜい多くても片手で数えられるくらい。
それが、こちらは、めちゃくちゃいた。
普通に数えられない程いる。あちこちでめっちゃ光っている。
写真は撮れてないけど、普通に感動した。
この流域はホテルが有名らしい。
1日目はこんな感じで雨は降っていたけど余裕あるスケジュールかつ、歩き易い道だった。
宿泊まりもとても楽しかった。
かわらび荘さんありがとうございました。
明日につづく。
Ending is Beginning
お遍路を終えてから3年7ヶ月が経った。

ついに行ってきました、高野山、奥の院へ。
僕のお遍路は88番大窪寺で終わったけど、本来の作法としては高野山まで行って満願となる。
結願とか満願とか言葉の定義はさておき、これで納経帳は本当に完成したと言ってもいいのかもしれない…ただ…
実は納経帳にはお礼参りのページがあって、1番霊山寺にも行く必要がある。
このお礼参りについてはこれまた数ヶ月前に仕事で近くまで行った時に済ましてきました!
ただその時は納経帳持ってなかったのでまだ白紙笑。
また今度仕事で近くまで行きそうだから納経帳持っていって書いてもらうことにしよう。
四国遍路。
あんなに一所懸命歩きまくった日々が懐かしい。
何かご利益あった?と人に聞かれることがよくあるけど、その回答としては「あった」である笑
まあ良いことも沢山あったし、嫌なことも勿論あった。
でも、この令和という現代において、1200Kmを歩くというコスパ度外視したことをやってみた結果、まあ大抵のことはやり続ければ何とかなるんじゃない?笑、みたいな前向きな思想は根底にある。
ところで、お遍路の後も何度か四国には遊びに行っていて、行く度にここ歩いたところだよなとか思い出して懐かしんでいる。
歩いていた時は苦しかったけど、今となっては、あんなに幸せな時間を過ごせるのは、なかなか珍しいことなんじゃないかなと思っている。
だからまたいつか回りたいと思うけど、次は車でも全然あり!笑
正直車でも全部回るのは大変だと思う。
今回、高野山に来たのは奥の院が目的であるのは勿論そうなんだけど、もっと言うと熊野古道を歩きに来た!
お遍路終えてから次はどこ行こうか考えてた時に熊野古道が浮かんで、いろいろ調べてみたところ高野山から熊野本宮大社までの「小辺路」と呼ばれるルートがあることを知った。
こりゃ歩くしかないと思った!
なので、今回は奥の院の参拝と、新たなステージとして熊野古道に挑戦しようという流れ。
ただ、、、やっと来れた!
小辺路を歩こうと思ったのはもう丸2年前のこと。計画はしてたのだけど、友人とのトラブル?だったり、腰を痛めて治ったかと思えば、仕事でヘルニアになってしまったりして行けなかった…
上述した嫌なことはこの辺りの出来事だったりする笑
なんだかんだでヘルニアも良くなって、今回遂にめでたく決行という運びになった。
さて、
明日から熊野本宮大社へ向けて小辺路を踏破していく。
37日目(87番,88番大窪寺)11月30日
◯歩数 26044歩
◯距離 約13km(88番大窪寺まで)
◯出費
・食費 1426円
・お守り 900円(3000円分クーポン使用)
・交通費 バス200円 JR,新幹線18030円
朝6時起床。朝食を済ませ、7時に出発。

朝ごはんもおかわりした。

宿の前で記念撮影。

同じ歩き遍路のおじさんに撮ってもらう。が、看板が切れてるんだよな笑
おじさんのも撮ってあげる。ちゃんと看板も入れて。
そのおじさんも含め他の人はみんな昨日のうちに長尾寺を打ち終えているらしく、先に行く。
長尾寺は宿の向かい側にある。

ゆっくり丁寧にお経を読んだ。
さて・・・
最終局面だ。

お遍路の資料館があると

じゃじゃーん!遍路大使任命書だって!これ欲しかったんだよね。ゲットできてよかった。お茶やお菓子も頂いて、サロンの方と色々話をした。
今朝宿を先に出発した人達も先に着いていた。

ジオラマがあったり


お遍路にまつわる資料が結構展示されている。時間に余裕があれば、全部じっくり見て読みたいところだけど、帰りのバスの時間とかもあるのでそうはいかない。
気がつけば、宿が一緒だった人達も出発したみたい・・・

女体山に向けて出発。
これより、結願ロードとなる。

女体山越えのコースは山登りで、国道を迂回するコースは距離が長くなる。が、どちらも所要時間は一緒らしい。
10時過ぎ、アタック開始!
足元を見ながら歩いていると、突然「パーンっ」という破裂音が山の中に響き渡る。
そして顔を上げたその瞬間。
「うおおおおおおおおおおおお」
「バーン!!!パキッ!!!」
「・・・・・・・・・・」
本当に一瞬の出来事すぎて叫ぶことしか出来ず、体が動かなかった。

この目の前の階段に横たわってる竹、これが根本から折れて倒れきた・・・
倒れてくる時、2秒くらいなのにスローモーションになっていた。
本当に危なかった。2、3メートル先に倒れたから無事だったけど、あとちょっとペースが早かったら確実に直撃していた。こんなんでも当たりどころが悪かったら怪我だけじゃ済まないだろう。
実はこのちょっと手前で、ザックのベルトを締め直すために立ち止まっていたんだよね。
運がよかったとしか言いようがない。
そしてなんだか見えざる力を感じずにはいられない。
この長い長い巡礼の旅路で、ついにこれから結願という矢先、何百年の歳月の間にお遍路の果てに虚しくも行き倒れた数知れぬ物故者たちの魂たちが、僕の行手を阻もうとした。
あるいは、その存在を示そうとした。という感じで、どうしても考えてしまう。
皆さんは、どう思われますでしょうか。まあ偶然に過ぎないけど、とにかく怪我しなくて良かった〜
気を取り直して前進あるのみ。

あと⒈4キロ

11:20、朝ごはんいっぱい食べたのにお腹が減ってしまった。
今朝買っておいたおにぎりを食べる。
誰もいない。曇りで少し肌寒い。
車道もあるけど車は通らない。
鬱蒼とした雰囲気が俄に感じられる。怖くなりそうだけど、不思議とそんな気にはならない。
おにぎりを食べ終え最終アタック開始!

あと300メートル。

最後に現れたのは、岩がゴロゴロした尾根を登るコースだ!

斜度は40度を超えているだろう。
写真だと分かりづらいけど、むっちゃ危険ですここ。登山かよ。
尾根なので、両サイドは崖でした。

最後手摺が設置されているところをよじ登る。
そして・・・

11:50、女体山登頂。

曇っているけど景色が綺麗だ!
テンションは最高潮を迎える。1人ではしゃぐ。1人で記念撮影。
標高は774メートル、風も冷たく寒い。

古いが東屋もある。
ここから大窪寺までは300メートル程標高が下がる。

残り1000メートル・・・
最後の1kmは、まるで引き伸ばされたゴムのように時間も距離も長く感じた。
まだ着かない、まだ終わらない、でも残り数百メートルしかない。
早く着きたい、いやでも、もう少し歩いていたい。
熱いものが込み上げてくる。
涙は溢れはしなかった。
眼下に境内が見えた。
本当にゴールに辿り着くらしい・・・
10月2日に羽田から飛行機に乗った。
あれから、60日が経過していた。
途中、何度も、否、数え切れないほど、辞めようと思った。
悔しくも帰宅せねばならぬ時もあった。
長い長い旅路の途中で出会った人達、綺麗な景色。
たくさんの想いが詰まっている・・・

心をあらい
心をみがく
へんろ道
良い詩だ。

12:30、大窪寺到着。
この旅のゴールである。

本堂前にて

こちらは大師堂

納め札入れ

こちらは納経所

山門にて
本堂と大師堂で、心を込めてゆっくり参拝をした。
お賽銭は残っていた5円玉全部と、道中お金をよく拾ったので、それらも合わせて奉納した。
納経所で、家族5人分のお守りを買った。(旅行支援のクーポンも使えたのはありがたい)
きっとご利益あると思う。自分にはこの納経帳がある。
「結願証」と言って、賞状が2000円で買えるんだけど、買うか迷った。ずっと欲しいなと思っていたけど、いざ実際結願してみたらそんなに欲しく無くなってしまった。
バスまでの時間、そのお守りを選んだり、写真を撮ったり、名物のたらいうどんを食べて過ごした。


この88番で結願したあと、また1番に戻る人も結構いるらしく、(それをお礼参りと呼ぶ)
自分も行こうかなと迷った時もあったけど、辞めておいた。このまま、また歩いたら、本当に四国病に罹患してしまいそうだから笑
僕の目標は、お遍路を通して四国を歩いて一周すること。厳密に言えばまあ繋がってはいないけど、そこへの拘りはあまり無くて、88番まで来れて満足です。
14時、バスに乗る。数週間振りの乗り物だ。
午前中歩いてきた道を、あっという間に通り過ぎていく。
JRで高松まで行き、瀬戸大橋を渡り、岡山駅でのぞみに乗った。
新幹線の改札前は、忙しなく人々が行き交っている。
僕は現実に引き戻される感覚になった。
もう地図を広げる必要もない。
僕には帰るべき家がある。
36日目(83番〜86番)11月29日
◯歩数 48737歩
◯距離 約34km
◯宿 「結願の宿・ながお路」(旅行支援割利用)
◯出費
・食費 226円
・洗濯 300円
・宿 4158円(夕食・朝食付き)
朝7時過ぎに出発。今日は天気があまりよろしく無い。雨は降ったり止んだりのようだ。
お寺までは1キロもないのですぐ到着。

次のお寺までは14kmくらいある。
雨の中歩いていく。
09:30頃、お腹が減ったので松乃屋に入店。9キロくらい進んだかな。
ちょうど雨も止む。

ロースカツを頼む。

11:30到着。

と思ったら、山門がもう一つあった。
もう12時になってしまったので先を急ぐ。

お寺を出たところに廃ホテルがある。
「でした」とシールが貼られている。

状況はこんな感じ・・・

荒らされ放題である。ガラスは見ての通り割られていて、天井の内張も腐って落ちている。景観損ねているのは言うまでもないけど、近づくのも危ない。

標高150メートル程を一気に降りる道。かなり急らしい。しかも雨の後だ。
いざ。
降り始めるとすぐに急勾配になる。傾斜で言えばお遍路で一番かもしれない。
段差の高さが大きい。雨が降ってなくてよかった。
ここ、距離は短いけど、めちゃくちゃ急なので注意が必要です。

13:30過ぎに到着。ちなみに八栗寺まではケーブルカーがある。
下山しながら今日はどこまで進むか迷う。
宿の予約もしないとだし、志度寺までは行けるけど、その近所に泊まるか、足を伸ばして長尾寺まで行くか・・・・

ここもめっちゃ急な下り道。
歩きながら考えた結果、ちょっと無理するけど長尾寺前の宿を予約する。夕飯もまだ準備できると言うこと。ありがたい。
山を下り、平地に出たところで、ウォーキングハイモード突入。
志度寺まではあと4kmだ。
なんとか雨は降らずにもっている。

15:20到着。
86番志度寺。
いつもと同じように蝋燭に火をつけて、線香を立てる。
納め札を納め、賽銭を入れて、ゆっくりお経を読む。
残すところあと数回になってしまった。
そういえば、踵の痛みは無いことは無いけど、登山靴履いてトレッキングポール使っているのでそこまで影響はない。
16時過ぎに出発。宿まであと7キロくらい。

看板に大窪寺が現れる・・・
暗くなってから歩くのは昨日で最後だと思っていたけど、結局今日も暗くなってしまった。で17:30くらいからまた大雨・・・カッパを着直して、途中買い物もして、18時に宿に到着。

部屋はこんな感じ。


夕飯もとてもおいしかった。
自分以外にお遍路さんは5人くらいいた。みんなペースが大体一緒で何度か宿が一緒になったりしているらしく顔馴染みらしい。
僕からすると、今の今まで全然歩き遍路の人いなかったのに、どこから湧き出たんだ?という感じだけど、おそらく他の方こそ、この若造はどこからきたんだ???って思っていたと思う笑。
長い長い旅も明日で終わる・・・