25日目(43番)11月18日
◯歩数 50394歩
◯距離 約35km
◯宿 ビジネスホテルAZ(夕食有り)
◯出費
・食費 2010円
・ビジホ 5910円
・雑費(洗濯)200円
今日もビジホに泊まっている、ほんとにきつかった・・・
朝6時出発。
霧がすごい。テントのレインフライも結露が凄かった。
朝7時ちょうどに山門をくぐる。良いスタートである。
夫婦杉があったり
紅葉が綺麗だ
境内で車で逆打ちをしているグループの方々と少し話しした。彼らは今日足摺岬の金剛福寺まで打つらしい。僕は足摺からここまで何日かけてきたのだろう。車なら一瞬である。全部歩いてると話したら、とても驚いていた。
休憩小屋にみかんがあったので頂く。
ファミマがあったのでトイレを借りて麻婆丼を食べる。9時ぐらい。
今日は朝からトイレが近くて困る。おまけに公衆トイレがあまりない。気温が下がってきてるから、夜もダウン着てシュラフに入っていた。
鳥坂峠は国道のトンネルを選択。今日も結構しんどい。
トンネル出たところの休憩所にお遍路さん発見。声をかけてみたらおじいちゃんだった。
そのおじいちゃんおにぎり食べていたのだが、食べながら話すもんだから口から米粒が飛んでいる。お腹が減ってきていてお昼にしようかと思ったのだがやめておこうと思う。
おじいちゃんが立て続けに何か話していて、相槌打ちながら質問してみたら、どうも耳があまりよくないみたいで、全然話が噛み合わない・・・申し訳ないが、先を急ぐことにした。
そこから2キロくらい進んだところに綺麗なトイレもある、国道沿いの休憩所がある。東屋もいくつかあって、野宿地としても最適だ。
お昼ご飯にする。しばらくすると、おばちゃんのお遍路さんがやってきた。ちょうど1時くらいだったと思われる。ご飯を食べながら色々と話す。
東京から区切りで歩いていて、以前友人と回ったことがあり2周目。バスも割と乗っているらしい。女性の歩き遍路さんはあまりというかほぼ会わないけど、趣味が登山らしい。タフだ。自分が行かなかった鳥坂峠を通ってきたらしい。宿も明石寺の近くのところだったらしい。僕が峠道に進んでいたとしても会っていたと思われる。
1時間くらい休憩して一緒に出発する。
話ながら歩いているので、身体のしんどさが緩和される。結局10キロほど一緒に歩いた。
大洲にある十夜ケ橋。この橋の下でかつて弘法大師が寝たらしい。写真を遠くからしか取ってないので分かりづらいけど、小さい弘法大師が寝ている石像がある。
内子までまだ10キロ近くある。結構しんどいので今日は大洲で泊まろうかとも考えるが、そうすると明日明後日の計画がまた変わってきてしまう。おまけに天気もちょっと崩れそうだ。頑張って内子まで行くことにする。
内子まで頑張ることにしたので、モスバーガーで腹ごしらえ。
お店に入る手前でおばちゃんとはお別れした。おばちゃんは内子の宿を予約しているらしく、バスで向かうと言っていた。
16時頃、モスバーガーを出発。
ここからウォーキングハイモード突入!
時速5キロ以上でひたすら歩いていく。いけいけ。
内子の街まで1キロくらいのところで流石に疲れてハイモード終了。空が暗なっていく。
そしてここで泣きが入る。辛い・・・道の駅でテント張れるのかも分からない・・・
歩きながらビジホに電話をした。なんとか部屋をとれて、夕食もホテルで取ることにする。電話を切った後、嬉しくてほんと泣きそうになった。
シングルは埋まっていたので、ツイン。ツインの方が部屋が広いので好きだったりする。
昨晩、どんぶり館でテント張って、朝結露が凄く、レインフライもテントもビチャビチャだったので、部屋で広げて乾かした。その時気づいたけど、フライの方のファスナーのところの生地にカビが少し生えていた・・・ショック。乾かしている時間ないから仕方ないが、新品なので残念。
夕食は食べ放題。
足摺岬を越えてから、歩き方が確実に変わった。それまで1日35キロも歩いたら次の日に確実に影響していたし、そもそもこんな長距離を連日は歩けなかった。歩けても着くのはもう真っ暗になってから。でも今は、しんどさはあるけど平均毎日35キロ以上歩けている。
今日宿着いたのは暗くなっていたけどそれでも18時前。単純に日が短くなってるから暗いけど、歩き始めから終わりまでの時間がお遍路序盤と比較して確実に短くなった。
明日に続け。